佐沼鹿踊りの紹介


行山流佐沼鹿踊

現在の迫町、南方町、瀬峰町の一部が”佐沼郷”と呼ばれていた時代に十人組の鹿踊りが四組あり、毎年交代で鹿ヶ城にその踊りを奉納していたという「佐沼鹿踊り」です。
頭には鹿頭をかぶり、腹に太鼓、背にササラという長い竹を背負い歌って舞う勇壮活発な踊りです。

昭和初期には姿を消してしまい、幻の郷土芸能となっていましたが、平成8年より同じ流派の志津川町水戸辺鹿子躍保存会の御指導と佐沼鹿踊後援会や御寄付をいただ皆様から物心両面にわたる御協力により、復興いたしました。昔は10人1組でしたが、現在は8人1組なので、「八ツ鹿踊り」とも言われております。

私たち佐沼鹿踊伝承会は現在会員が21名で、毎週水曜日の夜に集って踊りの習得のため練習に励んでおります。また、平成11年9月より新田小学校への指導をしております。


旧亘理邸前

三人舞・役踊り

新田小学校鹿踊り

平成28年夏祭り