鹿踊に関する資料

仙台藩から派生した鹿踊

仙台城下と其の周辺に伝承してきた多頭立て一人立ち獅子舞を「仙台鹿踊」と呼んでいるが、江戸時代初期にこの「仙台鹿踊」から2つの分流が見られる。

1つは元和元(1615年)、伊達政宗嫡男である秀宗の、四国宇和島へ10万石での移封に伴う分流としての「宇和島藩の鹿踊」。

2つ目は旧仙台藩北城に派生し展開していった「仙台藩領北部の鹿踊」である。(及川宏幸先生著書より抜粋)